『イッセイミヤケ』のおすすめ香水10選!みずみずしく清らかな香りをまとおう
1992年の「L'EAU D'ISSEY(ロードゥ・イッセイ)」を発売以来、本質を追求する姿勢を持ち続け、みずみずしい清らかな香りを生み出し続ける「ISSEY MIYAKE PARFUMS」。世代を超えて愛される『イッセイミヤケ』のおすすめ香水をご紹介します。
2018年05月21日更新
[1] 『イッセイミヤケ』の香水とは?
『イッセイミヤケ』とは?
『イッセイミヤケ』はデザイナー三宅一生が1971年、「ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)」としてニューヨークでコレクションを発表したことにより始まりました。
メンズ・レディースのウェアからアクセサリーまで幅広く展開しています。
「ISSEY MIYAKE」「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」「ISSEY MIYAKE EYES」「ISSEY MIYAKE WATCH」「me ISSEY MIYAKE 」「BAO BAO ISSEY MIYAKE」など多数のブランドがあり、香水を扱う「ISSEY MIYAKE PARFUMS」は1992年に誕生しました。
“水”こそ最高のインスピレーションの源であり素材であるという想いをもとに「L’EAU D’ISSEY(ロードゥ・イッセイ)」を発表し、世界中に反響を巻き起こしました。
ファッションデザインと同様、本質を追究するという姿勢で、現代の生活にあった新しい香りを提案しています。
『イッセイミヤケ』の香水をつけている芸能人は?
イッセイミヤケの香水は多くの著名人に愛されています。
ロンドンブーツ1号2号の田村亮さん、少女時代のユナさん、マライア・キャリーさんは「L’EAU D’ISSEY(ロードゥ・イッセイ)」を愛用していると言われています。
また、京野ことみさんは「ロードゥ・イッセイ・オム」を、葉月里緒菜さんやKinki Kidsの堂本光一さんは「ロードゥ・イッセイ・プールオム」をつけているそうです。
『イッセイミヤケ』の香水はどこで販売されている?
『イッセイミヤケ』の香水は青山や丸の内、銀座、大阪の船場、神戸にある直営店や、伊勢丹や三越、高島屋、阪急百貨店などの百貨店内の『イッセイミヤケ』で販売されています。
また通販では、高島屋や三越などのオンラインストアのほか、資生堂オンラインストア、amazonや楽天市場などでも購入することができます。
[2] 『イッセイミヤケ』のおすすめ香水
数々の名香を残してきた「ISSEY MIYAKE PARFUMS」ですが、その中でも現在も販売されているおすすめの香水をご紹介します。
ロードゥ・イッセイ
1992年に発売された「ISSEY MIYAKE PARFUMS」の代表作であり、後の香水にも大きな影響を与えてきました。
「L’EAU」とは、フランス語で「水」を表し、「オゾンノート」という新たな香水のジャンルを確立させた名香です。
トップノートはロータスやシクラメン、ローズウォーターなどでみずみずしく清らかな水の流れのように香り、ミドルノートでホワイトリリーやカーネーションが華やいだ印象を与えます。
ラストノートでは、アンバーやムスク、オスマンサス・チュベローズなどで大人らしい艶のある色っぽさを印象付けてくれます。
レディース香水でありながらユニセックスで使える香水です。
ロードゥ・イッセイ・ピュア・オードパルファム
2016年、「ロードゥ・イッセイ」の新たな1ページとして作られた「ロードゥ・イッセイ・ピュア」です。
調香師ドミニク・ロピオンが「ロードゥ・イッセイ」に敬意を持って作り上げた新しい香りは、オリジナルと同じく親しみやすい香りになっています。
爽やかな海風のような印象を感じさせるマリティマの香りで始まり、スズランとオレンジブロッサムが清純な華やかさを与えます。
ミドルノートでは、ジャスミンとダマスクローズエッセンスの濃厚な花々が咲き乱れるように香り、ラストノートは、カシュメランがムスキーでウッディに魅力的な余韻を残してくれます。
ピュアでありながら魅惑的で華やかな印象を与える香水です。
ロードゥ・イッセイ・ピュア・オードトワレ
2017年「ロードゥ・イッセイ・ピュア」の新たなシリーズとしてオードトワレが発表されました。
手がけたのは「ロードゥ・イッセイ・ピュア・オードパルファム」と同じく調香師ドミニク・ロピオンです。ボトルはオードトワレと同じ洗練された印象の円錐型で、フロスト加工が施されています。
トップノートではマンダリンの香りがぱっと華やぐような印象を与えながら、ミドルノートではローズとスズランなどが涼やかに匂いたち、ネロリのエッセンスが心地よく香ります。
ラストは、アンバーグリスとカシュメランが寄り添い、花々の香りをまとめます。
「ロードゥ・イッセイ」としては今までにない、シトラスノートをまとった新しい香りです。
ロードゥ・イッセイ・ピュア・ネクタード・パルファム
2018年「ロードゥ・イッセイ・ピュア」の第3弾は、水のひとしずくに純粋な花の香りを閉じ込めた、花の蜜をイメージした新作フレグランスとして発表されました。
「ロードゥ・イッセイ・ピュア」シリーズおなじみの円錐形ボトルもうっすらとピンクゴールドに色づき、華やいだ印象になっています。
トップノートはみずみずしい洋梨とローズ・アブソリュートが華やかに香りながら、甘くハチミツと絡み合っていき、ミドルノートは、ローズの香りが溢れ、存在感を示しています。
ラストノートは、深みのあるサンダルウッドが魅惑的に調和し、オリエンタルなアンバーグリスと、ウッディーなカシュメランがまとめます。
南国の風も感じさせてくれるような、甘くもピュアな香水です。
ロードゥ・イッセイ・プールオム
メンズのロードイッセイの代表作の一つです。爽やかな中にも甘さを残す香りが女性にも支持され、ユニセックスに使える香水でもあります。
トップノートはユズやコリアンダーとマンダリン、セージ、サイプレス、ヴァーベナで、爽やかな印象を与えながらもフレッシュな甘さを印象付けます。
ミドルノートはサフランや青スイレン、ゼラニウムなどが華やいだ香りを満たし、ナツメグ、シナモンがエキゾチックで甘い香りを漂わせます。
ラストノートはムスクやアンバー、タバコなどがセクシーでスモーキーに、ビャクダン、ベチバー、シプリオルが男性的な魅力を引き出してくれます。
トップの爽やかな印象からラストノートの男性的な色気もあり、つけていると女性に好まれやすい香水です。
ロードゥ・イッセイ・プールオム・スポーツ
スポーツの名を冠し2012年に発表された新しい「ロードゥ・イッセイ・プールオム」のテーマは、頂上に到達した登山家の深呼吸のイメージ。
調香師ジャック・キャバリエが作り出した香調は、人間と自然の力の融合や力強い関係性を「スポーツ」ととらえ、その喜びや感動を表現しています。
トップノートはベルガモットとグレープフルーツの香りによって、柑橘系のさわやかなすがすがしさを印象付けます。ミドルノートのナツメグの実がスパイシーで刺激的な香りを放ちます。
ラストノートにスモーキーなベチバー・ルーツとウッディなシダーの香りをくわえることで、大地をイメージさせ、爽快で男性的なオードトワレになっています。
ニュイドゥ・イッセイ・プールオム
2014年に発売されたメンズ香水です。
「ニュイ」という言葉はフランス語で“夜”を表し、夜の森、月に照らされた自然の力を表現したオードトワレです。
トップノートはベルガモットやグレープフルーツが柑橘系の爽やかな中にも甘さを感じさせ、ミドルノートはレザーやスパイスウッディー、ベチバー、ブラックペッパーがトップノートの爽やかな甘さを裏切るように濃厚なエキゾチックさをまとった甘い香りが肉感的な男性らしさを強調します。
ラストノートはリッチダークウッド、インセンス、パチョリ、トンカビーンズがスパイシーながらも落ち着いた魅力を醸し出します。
爽やかながらも刺激的な大人の男性を演出するのにぴったりな香水です。
ロー マジュール ドゥイッセイ オードトワレ
海の力強さから着想を得た、力強さと純粋さ、荒々しさと静謐さをあわせもつ、海風の爽やかさと波の力強さを感じさせるようなオードトワレです。
トップノートはみずみずしいベルガモットとグレープフルーツの柑橘系のフレッシュで爽やかな香りです。
ミドルノートはアンバーグリスが雄々しくフェロモンのように潮の香り表現します。
ベースノートはカシュメランのウッディな香りで満ちて、波に洗われてなめらかな手触りとなった流木のようなイメージをもたらします。
プリーツ・プリーズ・イッセイミヤケ・オードトワレ
『イッセイミヤケ』の代表作のひとつである「プリーツプリーズイッセイミヤケ」の服から発想された香水「プリーツ・プリーズ・イッセイミヤケ・オードトワレ」。
『KENZO(ケンゾー)』などの数々のトップブランドの香水を手がけてきた調香師オーレリアン・ギシャールが携わり、躍動感とみずみずしさ、花の蜜が調和した新しい香りを生み出しました。
トップノートは、ナシの香りがみずみずしく弾け、ほのかにリンゴが加わった女性らしい香りです。ミドルノートは、ボタン、スイートピーに、インドールが華やかにも官能的な美しい香りを放ちます。
ラストノートは、バニラの濃い甘い香りとウッディなシーダー、パチョリ、ホワイトバニラとホワイトムスクで、情熱的で濃厚な甘い香りを演出します。
ボトルは、「BAO・BAO・ISSEY・MIYAKE」のように多面体幾何学の発想が使われ断面と光を形成しており、極細プリーツと白い花を表現しています。
イッセイミヤケ プリーツ プリーズ ロー
「プリーツ・プリーズ・イッセイミヤケ・オードトワレ」 と同じく、調香師オーレリアン・ギシャールが調香を担当しています。
「新鮮な空気」がテーマになっており、トップノートはワイルドローズがみずみずしく新鮮な印象で香り立ちます。
ミドルノートはブルガリアンローズが華やかにフローラルに香りながら、ネロリやホワイトムスクが優しくエッセンスとして加えられています。
ラストはシダーとパチョリのウッディながら落ち着いた香りを残してくれます。
「プリーツ・プリーズ・イッセイミヤケ・オードトワレ」を踏襲しながら、グリーンを基調とするボトルに、ピンクのロゴがデザインされており、春の訪れを感じさせます。
[3] イッセイミヤケの水のような美しい香りを身にまとおう
みずみずしく美しい香りの中にさまざまな印象を持たせた『イッセイミヤケ』の香水はひとつひとつが革新的で新鮮な印象を与えてくれます。
お気に入りの一品を見つけてみてください。